煩悩を消す「心の大掃除」、簡単2つの実践法

「できなかったこと」に翻弄されないために

この時期に取り組みたい「心の大掃除」を紹介します(写真:Graphs / PIXTA)

今年も残りあとわずか。一年を振り返り「できたこと」「できなかったこと」を思い起こされている方も多いことでしょう。やり切った感のある方も、不全感のある方も、その経験や反省点を生かして、新しい年につなげていきたいものですね。

年末は大掃除の時期ですが、部屋を掃除するのと同じように、心の整理整頓、大掃除もしてみると、新年をより気持ちよく迎えられるはず。そこで今回は、心の大掃除のちょっとしたコツをお伝えしたいと思います。

まずは今年の煩悩を消していく方法を考えてみましょう。「できなかった」ことを、箇条書きにして挙げます。「ダイエットができなかった」「資格試験の勉強ができなかった」「海外旅行ができなかった」という具合に、「○○ができなかった」ということを書き出していきます。

「できなかったこと」は「しなかったこと」

この連載の過去記事はこちら

いくつかの文を書き出したところで、その文の語尾の「○○できなかった」の「できなかった」を「しなかった」に変換します。「ダイエットできなかった」は「ダイエットしなかった」、「資格試験の勉強ができなかった」は、「資格試験の勉強をしなかった」のようになります。それらの項目を読み返してみたとき、どんな感情が沸くでしょうか?

実は、書き出したすべての項目は「できなかった」のではなく「しなかった」だけなのです。もちろん、時間がなかった、おカネがなかったなど、「できなかった」理由が思い浮かぶかもしれません。言い訳をしているかのようで、後ろめたさを感じてしまう方もいるでしょう。

しかし、「○○のせいでできなかった」のは、あなたにとって、そこまでの必要性や情熱がなかったからに過ぎません。どうしてもやりたいことは、何が何でもやろうとするもの。どうしても会いたい人のためなら、どんなに忙しくても、どうにか時間を作るはずです。ということは、できなかったことは、自分自身の中での優先順位が低かったことになります。

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