幻の「黄金女王」は中米パナマに眠っていた! 謎の黄金遺跡から歴史的財宝を発見
世界と人類の歴史に残る数多くの謎。その一つである財宝伝説。本当ならこの手で確かめてみたい。そんな思いから始まったのが、TBSテレビの特番『財宝伝説は本当だった』シリーズだ。
2014年正月の第1弾、2015年正月の第2弾に続く第3弾『財宝伝説は本当だった バミューダ海400億円沈没船 パナマの秘宝 歴史的大発見SP』が2016年1月3日(日)よる6時から4時間にわたり放送される。本編公開を控え、今回発掘に挑んだ財宝伝説の裏側について、12月31日配信の前回記事(魔の三角地帯に眠る「幻の金貨」は本当だった)に続く、新たな財宝伝説についてリポートをお届けしよう。
謎の黄金国家コクレ
西暦700年~1000年頃、中米パナマで栄えたと言われるコクレ人。豊富な金に恵まれ、優れた加工技術持ち、さまざまな黄金細工を生み出した。首都であるパナマシティの観光名所の一つ「サン・ホセ教会の巨大な黄金祭壇」も、コクレの黄金によって作られたと言われている。しかし、そんなコクレには多くの謎がある。
エジプト、黄河など世界4大文明は、いずれも特定の文字を持ち、それゆえ高度な文化を築いてきた。しかしコクレ人は文字を持たず、生活習慣・文化など、その多くが謎に包まれている。いったい彼らは、文字持たず、どうやって高度な黄金細工を生み出していたのだろうか!?
コクレに“人生を賭けた”美人考古学者
そんなコクレに人生を賭けたのが、“女性版インディ・ジョーンズ”考古学者のフリア・マヨ博士。博士は「コクレ」の発掘を開始した2008年以降、7年連続で黄金を発見。2010年には一度に100以上の黄金の装飾品を発見し、「アメリカ大陸 最大の黄金墳墓発見」として世界的ニュースになった。
これまで謎とされてきた黄金国家を解き明かすキッカケとなったのだ。そんな博士が長年探し求めている財宝がある。
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