「4代目プリウス」乗ってわかった真のスゴさ

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トランスアクスルを小型化し、インバーターを独立させることにより、他車種に展開しやすい設計としている

2代目プリウスでは、電気モーターでアシストすることを前提に1500ccの小排気量エンジンを組み合わせていたので、加速時のアシストはパワフルでいいが、高速で巡航するシーンでは単なる小さなエンジンの非力なクルマになってしまっていた。

当時、欧米の自動車メーカーはこの弱点を盛んに指摘して、「ハイブリッドはつなぎの技術」と揶揄した。今では世界の主要な自動車メーカーはプラグイン・ハイブリッド(PHV)やハイブリッドモデルを幅広くラインナップしているけれど、当時は誰もプリウスが主流になるとは思っていなかったのだ。

4代目は「走って、楽しい」クルマになった

3代目では、エンジン排気量を1800ccに拡大し、高速での巡航性能を大幅に高めた。エンジンの回転数を下げることによって、低燃費化にもつながった。THSⅡの高効率化とあわせて、従来の10-15モード燃費と比べると、一層厳しくなったJC-08モードで32.6km/L((ガソリン1リットル当たりの走行距離、JC08モード、以下すべて同じ))という驚異的な低燃費も大きな話題を呼んだが、4代目はそれすら大きく凌ぐ飛躍的な進化を遂げた。

4代目は、総じて「走って楽しい」クルマになった。もちろん、スポーツカーではないから、それほど突出したドライビング・プレジャーを得られるわけではない。低燃費と引き換えに、多少、走りを妥協してもエコカーだからという理由で許されてきた。

しかしながら、4代目では我慢することなく、普通の乗用車として運転できて、乗り心地も向上し、高速で加速するときも伸び感があって気持ちいい。日々の暮らしの中で、気持ちよく、楽しく走っていて、給油するときにだけ「あ、やっぱりプリウスなんだな」と燃費性能の高さに気付く、そんなクルマになったのだ。

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