カリスマ投資家、ゆうちょ銀行株で大誤算 5000株申し込んで800株の割り当てに

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ゆうちょ銀行霞が関本店。3社の割当先は海外2割、国内8割で、国内の多くが個人投資家向けだ(撮影:風間仁一郎)
日銀の追加金融緩和策に内外の注目が集まる一方で、11月4日に上場を控えた郵政3社株への関心もうなぎ上り。カリスマ投資家、内田氏の抽選結果はどうだったのか。予想外の堅調となった10月相場。10月中旬からの日記をお届けする。

 

[10月13日(火)] NYダウは、47ドル高の1万7131ドルと7日続伸で2カ月ぶりの水準回復。10月9日、決算発表で急落し寄り付きの4万4440円で100株買ったファーストリテイリング(9983)を9時35分、4万2430円でロスカットし、20万2457円の損失確定。

勉強になった逆指値注文

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私は主に低位株に投資しており、値ガサ株の代表のようなファーストリテイリングを売買したのは初めてだが、今回、初めて逆指値注文(売り)をした。売り注文の場合、通常の指値注文は現在の株価より高い株価で売り注文を出すが、逆指値の場合は、現在の株価より安い株価で売り注文を出す。値ガサ株の場合、どこまで下がるかを予想するのが難しいので、今回はロスカット水準約5%として、買値より2000円下がったら自動的に売り注文を出すように設定した。

今まで、逆指値注文なんて必要なのだろうかと思っていたが、値動きが早く、相場を見ていられない場合にはとても有効な注文方式だと思った。今回は損切りとなってしまったが、いつか同じ銘柄でリベンジしたい。

本日の終値は1640円安の4万2260円。日経平均は203円安の1万8234円と反落。15時30分、リソー教育(4714)の業績予想の修正に関するお知らせがあった。2016年2月期(通期)当期純利益を7億円から11億円に上方修正、1株当たり純利益は13.44円から21.32円に上方修正。本日の終値は、11円高の284円と7日続伸で業績上方修正を先取りしたような値動き。

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