あなたは自分を利口だと思いますか? ジョン・ファーンドン著/小田島恒志ほか訳

あなたは自分を利口だと思いますか? ジョン・ファーンドン著/小田島恒志ほか訳

グーグルなどIT企業の入社試験問題のユニークさはよく知られているが、世界的に著名な大学、英国のオックスフォードやケンブリッジも入試の面接問題のユニークさでは定評がある。問われるのは知識や教養、経験ではなく、思考力である。

そもそも本書のタイトルは、その過去の出題例(法学部)の一つ。本書に収録されている60問から、さらに引用すれば、「アリを落とすとどうなりますか?」(オックスフォード大学・物理学)、「私には考えがある、と思わせるものは何ですか?」(同大学・数学、哲学)、「牛1頭には世界中の水の何%が含まれていますか?」(ケンブリッジ大学・獣医学)、「火星人に人間をどう説明しますか?」(同大学・医学)などという具合。

設問には解答例と、それにまつわるコメントが書き込まれているが、デボノの「水平思考」が求められているのは確かだろう。ただし、合否判定にどう利用するのかは定かではない。

河出書房新社 1680円

  

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