結婚・出産で大きく変化する女子の人生は、右にも左にも選択肢だらけ。20代はもちろん、30代になっても迷いは増すばかり。いったいどの道を選べば幸せに近づけるのか? 元リクルート“最強の母”堂薗稚子さんがお答えします。
※お悩み相談はこちらのアドレス(onnaーsodan@toyokeizai.co.jp)まで
今回は、後輩女子に「あなたみたいにオス化したくない」と言われ衝撃を受けている、40代管理職の女性からのお悩み相談です。
【ご相談】
42歳、広告会社で営業をしていて、現在管理職に就いています。小学生の子どもがおり、主人も仕事をする私を認めてくれ、会社でも管理職になって新たな面白さを感じながら、忙しい毎日を過ごしています。
そんな中先日、部下の20代の女性社員から、退職の相談を受けました。いろいろと子どもっぽい理由を並べられましたが、我慢しながら一つひとつ説得していると、「○○さんみたいに、オス化したくないんです!」と言われたのです。
その場ではこらえたものの、段々と腹が立ってきたのと同時に、なんだか自信を失ってきてしまいました。周囲はそんな風に私を見ていたのかと考えると、ショックで立ち直れない気分です。そうは言っても仕事。どんな顔で仕事すればいいのだろうと悩んでしまいます。
とても笑えない……
このご相談、笑う人もいるかもしれないけれど、私にはとても笑えません。ショックだったでしょうね、女性部下にこんな失礼なこと、直接言われたんですもの。よくその場をこらえましたね。それだけでめちゃくちゃ偉いと思いますよ!
カッとなって余計なことを言ったり、怒鳴ったり、あるいは泣いちゃったりしなかっただけで、上司のあなたに軍配です。家に帰ってから、怒りを何かにぶつけちゃってください。もちろんわぁわぁ泣いたっていいと思う。よく我慢しました!
実は、若い女性からこういうテーマで相談されること、とても多いんです。「上司に直接言ってやった!」というツワモノには会ったことないですが、やはり転職や異動などキャリアチェンジの悩みに際して、「将来が見えない。管理職の女性陣はオス化していて、あんな風になるのは嫌で……」といった内容で相談されることはしょっちゅうあります。
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