日本の"平和"は米国従属で成り立っている

自国の力で安全を確保できない国の欺瞞

書影をクリックするとAmazonのサイトにジャンプします

連合国軍総司令部(GHQ)の主導でつくられた現行憲法によって戦争を放棄した日本は、米国という「外」の軍事力に頼って自国の安全を確保したうえで「内」においては一切の武力行使を放棄するという平和国家を確立した。しかし、この“平和"は、米国従属構造を基にした危うい平和だと、経済学者であり思想家である著者は説く。

そして、そこにこの国の大きな欺瞞を見る。自らの力で自らの安全を確保するのが「主権」の表れなら、それを他国に委ねた時点で、その国は主権の一部を放棄したことになるからだ。

戦後70年の日本を振り返りながら、一国平和主義を許さないところまで来ている、現在の国際情勢をも憂える。

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
行き詰まる東電支援<br>原発最後の選択

賠償費用も廃炉費用も想定から大きく上振れし、東電支援スキームは破綻の瀬戸際。東電の発電所を売却し、その代金を賠償や廃炉費用に充て、東電を送配電会社に再編する構想が浮上。