中国で猛烈に愛される日本の異彩ラーメン店

あの吉野家をしのぐ海外店舗数を構える理由

世の中にあふれるさまざまな統計やデータ。これを基にしていろいろなランキングが作られるワケだが、中にはなぜそうなるのかの理由が、すぐにはわからないような"世にも不思議なランキング"がある。
TBSテレビ『世にも不思議なランキング なんで?なんで?なんで?』(6月15日放送)は、そんなランキングデータの謎を解き明かす番組だ。「なんで△△が○位にランクインしているのか?」。その裏側を探ると、驚きの事実が次々に明らかになってくる。取材班が直面した不思議なランキングの一端をご紹介しよう。

 

まずはこちらのランキングをご覧いただきたい。

■海外に進出している日本の外食チェーンの店舗数ランキング
1位 ???(689)
2位 吉野家(630)
3位 モスバーガー(316)
(出典:JMR生活総合研究所、2014年1月時点調査)

 

4位以下には「COCO壱番家」「さぼてん」「元気寿司」など、日本の街中でよく見かける、有名外食チェーンがズラリと並んでいる。たとえば、吉野家は国内に1200店弱、モスバーガーは約1400店を構える。これらの有名な外食チェーンが居並ぶ中で、1位に輝いたのは意外な名前だ。

それは「味千ラーメン」である。

1位に輝いたこのお店は、どんなお店?

味千ラーメン。その名前を聞いたことがない人は、少なくないかもしれない。というのも、国内では25都道府県にしかネットワークがなく、その数も89店(2015年6月12日時点)にすぎないラーメンチェーンだからだ。たとえばラーメンチェーンで大手の幸楽苑は約520店、中華食堂の日高屋は約360店である。日本国内では大きくないラーメンチェーンが、海外でこれだけのネットワークを構築できているとは、いったいどういうことか。

味千ラーメンのホームページはすぐに発見できる。運営企業は「重光産業」。熊本県熊本市に本社を置く会社である。創業は1968年。当初は8席しかない小さなラーメン屋だった。この発展を支えてきたのが看板メニューの味千ラーメン。トンコツスープにニンニクを利かせた熊本ラーメンの草分けとして、根強く愛されている。

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