「私は親が敷いたレールを歩んできましたが、今のところ幸せな生活を送れていると思います。かつて医学部・歯学部しか行かせないように言っていた父に、時には悩み、反発しようともしました。ですが、いまは悔しいけど、半分は親の言うとおりだったなと思います。医師になるのを悩んでいる人や、医学部を目指して浪人をしている自分と同じような境遇の人には、そんなに悪い仕事ではないよと伝えたいですね。
もちろん、病気や出血、肉眼で見ることができる臓器に関わるのが怖くて耐えられないという個人の適性に立ち向かうのは難しいかもしれませんが、医師という仕事はいろんな人の人生と関わるので、いつの間にか自分の人生も豊かになる仕事だと思います」
レールに乗っても、努力を重ねてきた
親のレールに乗ったうえで、現在までずっと努力を積み重ねてきた竹歳さんだからこそ、今、自分の人生を自分の力で切り拓けているのだと感じました。
竹歳さんの浪人生活の教訓:「たとえ将来に悩み選択を不安に思っても、目の前のことにがむしゃらに取り組めば、結果的に満足する人生になる」
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