10年ぶり刷新!セブン「サンドイッチ」の凄み

「丸刃スライサー」で食感が変わった

商品本部の佐藤賢一さん

開発部が目指したのは、「究極のパンのおいしさ」。それを実現するため、今回、ある決断をした。食パンをサンドイッチ用に薄切りする際のカット法を刷新したのである。

「当社にはサンドイッチ等の専用工場が43工場ありますが、そのすべてに丸刃スライサーという装置を導入し、なめらかなカット断面を実現しました」(佐藤さん)。

従来は、刃がギザギザしたスライサーで、押し切るようにカットしていたため、どうしても断面がざらついてしまっていた。新たなスライサーを使ったなめらかな断面は口あたりがしっとりしているだけでなく、挟んだ具材とも馴染みやすい。

この丸刃スライサーの導入は十数年来の悲願だったという。

代々のサンドイッチ担当の悲願だった

「代々のサンドイッチ開発担当が『いつか実現させたい』と抱いてきた夢でした。というのも、新しい装置を導入するとなれば43工場すべての機械を入れ替えしなければならない。大変、大掛かりな変更なので、実際に取り組むのはなかなか難しかったのです」(佐藤さん)。その念願が、今回実現したわけである。

またおいしいパンの条件であるやわらかさ、しっとり感を出すために、素材の変更も行った。小麦は特等粉と一等粉のみを使用し、通常のパンの約3倍である、12時間をかけて低温熟成。また小麦粉の配合も見直した。

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