新名所?スーパー「オーケー銀座店」の1つ惜しい点 「安い国ニッポン」に集まる外国人対応は?

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ディスカウントスーパー「オーケー」の銀座店が10月17日にオープンした。いっそう「安くなった」銀座は新名所になれるのか(撮影:今井康一)
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かねて話題になっていた、ディスカウントスーパー「オーケー」の銀座店が10月17日にオープンした。場所はユニクロやダイソーがテナントに入るマロニエゲート銀座2の地下1階・2階。

西銀座通りを挟んだはす向かいの西銀座デパートには3COINSが、後ろのビルは無印良品・銀座店と、この界隈にちょっとした低価格エリアが構築されたことになる。

「安い国ニッポン」に集まる外国人客

安さに群がるのは日本人ばかりではない。「安い国ニッポン」へと押しかけてくるのはインバウンド=訪日外国人客だ。コロナ禍も一段落し、銀座には大きなトランクやキャリーケースを携えた外国人の姿が戻ってきている。報道によると、オーケーの二宮涼太郎社長は想定するターゲットに訪日外国人も含めているそうだ。いっそう「安くなった」銀座は新名所になれるのだろうか? 

オーケーの売り場を覗く前に、まず上階のダイソーに行った。インバウンドの観光客は、日本人に負けず劣らず100均が大好きだ。100円というわかりやすい低価格(最近は300円や500円のものが増えるなど、多価格帯になってはいるが)と、ワクワクさせるような品ぞろえ、なかなかのデザイン性と品質が備わっており、土産として求めるにもいいのだろう。

当日のダイソーにはインバウンド客の姿も多く、中にはクリスマスグッズを買い求めるご夫婦の姿も。クリスマスの本場である西洋の方とお見受けしたが、ダイソー印のオーナメントが外国のツリーに飾られるとしたら感慨深い。

もちろん、アジア系の方も多数。ここに来る前にのぞいてみた3COINSにも、アジア系カップルが多く訪れ、コスメ用品などを選んでいた。均一価格ショップというのは、すっかり浸透しているのだろう。

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