Yelp身売り説、買収する会社はどこなのか

<動画>買収説が流れてから株価が急騰

ナレーションは英語です(音量にご注意ください)

消費者レビューサイトYelpが身売りしようとしているとの話が出てから2日にわたって、Yelpの株は上昇した。

Yelpの売却について、さまざまなうわさが拡がっている。

この消費者レビューサイトの株価は、木曜日には23%上昇、金曜日にはさらに上昇した。

この売却ストーリーを報じているウォール・ストリート・ジャーナルによれば、Yelpはおそらく35億ドル以上の価格での売却を目指しているとのことだ。

「Yelpにはいいユーザーが付いている」

マンハッタン・ベンチャー・パートナーズのチーフ・エコノミストであるマックス・ウォルフ氏は次のように言う。

「Yelpには膨大なアクセスがあります。1億5000万を超えるユニークユーザーがおり、ライフスタイルを生み出しています。また、ハイレベルのユーザーと結びついており、とくに都市部の富裕層の間で使用されています。都市部の若い富裕層に興味を持たれているのです」

 

Facebook、Yahoo、Microsoft、Appleをはじめ、Googleも買い手候補として名前が挙がっている。こうした会社は実際、Yelpが2012年に株式公開を行う前にも買収を試みていた。

Yelpのユーザー数の増加は減速している。Yelpはこれまで他の市場へサービスを拡大し多様化させてきた。例えばレストランの予約、イベントのマネジメント、支払いといったサービスだ。

同社には収益性の問題もある。今のところ、収益がほとんどないのだ。

「買い手にとってのマイナス面のリスクは、Yelpは収益を上げていないということです。この会社は、これまでも収益を上げるためにもがいています。ユーザー作成型のコンテンツを収益化することは大変難しいことなのです。TwitterやFacebookは、収益化に最も成功しているサービスでしょうが、Twitterでさえ苦労しています。Pinterestはどんどん伸びており、Snapchatは努力している最中といったところですが、やはり厳しいビジネスといえます」(ウォルフ氏)

株は今週の始めと比べて非常に高くなっているように見えるが、それでもピーク時の半分にも満たない株価である。

関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
あのころ銀行は<br>無茶苦茶だった

『住友銀行秘史』の著者で元・住銀取締役の國重惇史、元イトマン顧問弁護士の河合弘之、元長銀取締役の箭内昇。平成の金融バブルの最中に起きたイトマン事件の真相と教訓を語る。