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国や産業界が注目「インパクト投資」の効果と課題 ベンチャーなど独自の強み持つ企業に資金投入

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広がる「インパクト投資」の効果と今後の課題について考える。

一万円札とガラス製の地球のオブジェ
(写真:beauty-box / PIXTA)

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投資の際、環境や社会、企業統治に重点を置く「ESG投資」が一般的になってきた。だが、この投資で当初いわれていたほど社会はよくなっていないとの批判も根強い。そこで注目を集めているのが、経済的リターンに加え、社会課題解決への具体的な効果も考えて行う「インパクト投資」だ。

金融庁は2022年10月、サステナブルファイナンス有識者会議の中に、「インパクト投資等に関する検討会」を設置。インパクト投資の拡大に向けた議論を進め、間もなく報告書をまとめる予定だ。そこでESG投資とインパクト投資の評価方法の違いを説明している。

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