アドバイスは「つまみ食い」で取捨選択せよ

選別のカギは、自分に合うと「感じる」か

写真:Rawpixel / PIXTA

学生時代だけでなく大人になっても勉強は続く。ただ、学生時代と違い、家庭や仕事を抱え多忙な社会人にとって、資格や英語などの勉強は大きな壁となって立ちはだかる。この連載では「2割の努力で8割の成果」をあげてきた鬼頭政人・資格スクエア代表が、悩めるビジネスパーソンからの勉強に関する相談に鋭く切り込み実践的なアドバイスをしていく。著者への勉強相談はこちらのフォームから!

鬼頭さんの著書『頭のよさとは「ヤマを張る技術」のことである』(KADOKAWA/中経出版)も発売中
【勉強相談】誰のアドバイスに従えばいいの?
こんにちは。とある資格試験の勉強を、ここ1年ほどしているのですが、いろいろな人がいろいろなアドバイスをくださることに、ありがたいと思う反面、とても困っています。
みんな言うことが同じであるならいいのですが、予備校の講師、昨年の合格者、受験生仲間、会社の上司(勉強全般へのアドバイス)などなど、かなりばらばらのことを言うのです。
択一式問題については、答えが明確に一つなのでまだいいのですが、論文形式の問題になると、誰の意見も正しく聞こえてしまい、何を信じていいかわかりません。
鬼頭さん、僕はどうしたらいいのでしょうか。
(20代 男性 会社員)

 

「与えられること」に慣れすぎだ!

さぁゴールデンウイークが始まるよ! リスナーのみなさん、恒例の「大人の勉強指導室」の時間です。今日は、ニックネーム「迷える子羊」さんからのご質問。「色々な人が色々なアドバイスをくれるのに消化しきれない僕、どうしたらいいの? ヘルプミー!」とのこと。

なんだか周りの人に振り回されていて、あたかも被害者であるかのような書き方ですが、とんだ甘ちゃんでございますね。率直に言って、あなたは「与えられることに慣れすぎ」です。

考えてみてください。周りの人からアドバイスがもらえるなんて、あなたは非常に恵まれた立場にいるのです。にもかかわらず、悲劇のヒーローを演じてしまう、あなたの考え方そのものが問題です。私がアドバイスしても「鬼頭さんはこんなこと言っているがどうなんでしょう?」と、また誰かにアドバイスを求めますね。火を見るより明らかでしょう。

こうした他力本願の無限ループから抜け出すには、アドバイスを「従う」対象でなく「選ぶ」対象にすることが必要です。

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