あの「京都人」が、ここまでパンを愛する理由 消費量は日本1位!古都は和に飽きている?

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京都にあるパンストリート(上)と人気のチョコレートベーグル(下)。TBSテレビ『世にも不思議なランキング なんで?なんで?なんで?』(司会:タカアンドトシ)

京都には「パンストリート」なるものも存在。大学が並ぶアカデミックな今出川通は京都一のパン激戦ロード。数100mおきにパン屋さんが並んでいる。その通りは香ばしくも甘い、やさしい匂いのする場所だ。

「pin de bleu」(パンドブルー)というお店では、全商品(食パンなどは除く)100円均一で売っている。

ほかにも蛸薬師町には、行列ができるお店がある。時間によってパンのラインナップが変わり、50種類以上のパンが売られている。いちばん人気は、チョコレートベーグルだ。

京都人はパンにコーヒー?!

京都人は和に飽きてしまったのだろうか?

それにしても、なぜ「和」のイメージの強い京都が日本一パンを食べるのか?取材は2つの仮説を立てた。ひとつ目は『京都、和に飽きてしまった説』。街頭調査の中で京都人のおすすめする料理店を挙げれば、イタリアンやフレンチ、ステーキ屋など洋食系ばかり。湯葉や湯豆腐もまったく食べないという。

その説を裏付けるデータがこちら。

■お茶飲料の購入金額ランキング
41位 京都市
42位 広島市
43位 和歌山市
(1世帯当たり、2012~2014年平均、総務省統計局家計調査)

 

お茶のイメージが強い京都市だが、お茶飲料の購入額は低い!

変わってこちらのランキング

■コーヒーの購入金額ランキング
1位 京都市
2位 金沢市
3位 奈良市
(1世帯当たり、2012~2014年平均、総務省統計局家計調査)

 

コーヒーの購入量は、なんと全国でトップ!794年から都として『和の代表』を1200年背負ってきた京都は、おそらく和に飽きてきているといっていいだろう。

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