ソニー映画が「ウィキリークス」に怒ったワケ

流出文書3万件以上をネットに公開した件で

 4月16日、内部告発サイト「ウィキリークス」は、昨年のサイバー攻撃で流出したソニーの米映画子会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)の文書3万件以上を同サイトで公開した。カリフォルニア州で撮影(2015年 ロイター/Mario Anzuoni)

[ロサンゼルス 16日 ロイター] - 内部告発サイト「ウィキリークス」は16日、昨年のサイバー攻撃で流出したソニー<6758.T>の米映画子会社ソニー・ピクチャーズエンタテインメント(SPE)の文書3万件以上を同サイトで公開した。これを受け、SPEは文書公開を強く非難する声明を発表した。

ウィキリークスは同サイトで、文書3万0287件と電子メール17万3132件を検索可能にした。これらの情報は公有のものだの考えを示し、創設者のジュリアン・アサンジ氏は「報道価値があり、地政学的な対立の中心にある」と説明した。

SPEは声明で、サイバー攻撃が悪意のある犯罪行為だったと指摘。流出した社員情報や非公開情報を検索可能にしたことを強く非難する、とした。

サイバー攻撃で流出した文書は、エイミー・パスカルSPE共同会長(当時)の電子メールや、社員の給料や社会保障番号などの個人情報が含まれる。

SPEは北朝鮮の金正恩第1書記を題材にしたコメディー映画「ザ・インタビュー」の公開を準備していた昨年11月にサイバー攻撃を受けた。米政府は北朝鮮が攻撃に関与したとしている。

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