おごる金額でデートの「成功率」が変わるか? カナダ名門大講師が教える男と女の心の内

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おごる金額とデートの「成功率」を、経済学的に分析すると?(写真:【Tig.】Tokyo image groups / Imasia)
もし、恋愛やセックスを経済学的な観点から教えてくれる授業があったら? そして、授業を受けているうちに、自分の恋愛戦略を磨けて、経済学的思考まで身に付いてしまったら? 世界には、そんな授業が本当にありました! 本連載では、カナダの名門大学で実際に行われていた講義「セックスと恋愛の経済学」の中から、ビジネスパーソンの皆さまに役立つ話題をお届けします。

 

各紙誌で話題となり好評3刷。 婚活で写りのいい写真を使ってはいけない理由、娘の貞操を守るなら男子学生の多い大学に入れるべき理由がわかる!(上の画像をクリックするとAmazonの購入画面にジャンプします)

日本のビジネスパーソンの皆さま、初めまして。カナダのブリティッシュ・コロンビア大学で経済学を教えている、マリナ・アドシェイドです。

5年前、大学生たちに経済学に興味を持たせ、その意義に目を向けさせるため、「セックスと恋愛の経済学」という講義を始めました。講座は瞬く間に人気を博し、書籍『セックスと恋愛の経済学』(原書名:Dollars & Sex)として刊行されました。

本書を読めば、自分の恋愛市場での価値を踏まえたうえで、恋愛市場でどのように行動すべきかがわかります。同時に、「市場の非効率性」「購買力平価」「機会費用」「比較優位」「パレート効率性」といった経済学の概念を、恋愛の話の中から無理なく身に付けることができます。

私の講義を受けた学生たちのように、ビジネスパーソンの皆さまが、経済学が自分の性行動にどう影響しているかを知り、学んだコンセプトを私生活に生かしてくれればと思います。

それでは、早速「セックスと恋愛の経済学」の講義を始めましょう。 

本日は、男性が女性とセックスしたくて豪華ディナーをおごるとき、男女がそれぞれ何を思っているのか、また、割り勘デートのときはどうなのか、というテーマです。

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