マイクロソフトが3月6日にリリースしたBluetoothキーボード「Microsoft Universal Mobile Keyboard」。その名の通り、Windowsだけでなく、Android、iPhone/iPadのモードを切り替えて利用できる。
このキーボードをiPhone 6 Plusなどのファブレット(大型のスマートフォン)と組み合わせることによって、パソコンやタブレットを持たなくても、特に文字入力にたよるような作業、例えばメモやアイディア出し、原稿執筆の一部を行うことができるようになった。
スマートフォンをポケットに、キーボードを小脇に抱えて近所のカフェに出かけたり、公園のベンチで膝の上にキーボードを乗せてタイピングしたり。文字入力ができずにもどかしかった瞬間が消えていく感覚をぜひ体験してみて欲しい。
ちなみに、3月6日に日本語版が発売されるが、筆者は以前から米国で英語版を利用しており、今回のレビューは英語版で行っていることをご了承頂きたい。かなの刻印の有無と、キー配列の違いが中心で、機能面で大きな違いはない。
キーボードが必要な瞬間
iPhone 6 Plusを使い始めて、筆者はそれまでiPhoneと併用していたiPad miniをほとんど持ち歩かなくて済むようになった。iPadは、家でビデオ視聴やゲームを楽しむことはあるが、外出時にはほとんどiPhone 6 Plusで事足りるようになったからだ。
しかしiPhone 6 Plusだけでどうしてもこなせないのが、取材やインタビューである。パソコンやiPadで話を聞きながらEvernoteアプリにメモを取るのが普段の取材風景だが、これらはキーボードがあるからできることだ。iPhoneだと、どうしても画面を確認しながらの入力になってしまう。
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