ゲン担ぎだけじゃない!「恵方巻き」徹底活用 コンビニで探せる節分の開運&健康飯

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今やどこのコンビにでも「恵方巻き」を見かけます(写真:yuuyuu / Imasia)

2月の一大イベントと言えばバレンタインデー!ですが、その前に日本人が忘れてはならないイベント、「節分」がありますね。今日はちょうど節分当日。日々忙しく働いていると忘れがちな行事かもしれませんが、近年ではオニのお面がついた豆のセットなど、コンビニにも節分関連商品があふれています。

特に節分の日に食べる「恵方巻き」は、コンビニ各社が大々的に取り扱ったことで国民認知度が上がったという統計データも出ているほど。今日は充実した開運&健康食が全国的に楽しめそうです。

「縁起がいい」だけじゃない!

節分の起源については全国で諸説ありますが、江戸時代後期にはもう庶民に定着していたと言われています。当時から立春の前日(2月3日)に邪気を払い、豊作や商売繁盛、健康を願う「豆まき」が各地で行われていたそうです。

また、お馴染みの「鬼は外! 福は内!」の掛け声は平安時代から行われている「追儺(ついな)」と呼ばれる鬼払いの儀式「鬼外福内」が由来と考えられています。オフィスで豆まきをするのには勇気が要りますが、ご自分の数え年の数の豆を食べる、今年の恵方(西南西です)に向かって巻き寿司を1本たいらげる、尾頭付きのイワシを食べるなどの開運祈願ならできそうですね。

その年の恵方(吉方位)に向いて巻き寿司を1本食べるという習わしは、江戸末期の大阪商人から始まった風習で、関西地区を中心に節分の“縁起食”として巻き寿司を食べる文化が広がっていきました。これが通称「恵方巻き」と呼ばれ、日頃いただく巻き寿司にはない“ルール”があります。

まずは食べ方。恵方巻きをいただく時の本来のルール(?)として、巻き寿司を切ってはいけない(縁が切れる)、途中で喋ってはいけない(祈願が叶わない)、1本を一気に食べきる(やり遂げる)というようなものがあります。

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