安倍首相がツキまくっていると言える理由 【保存版】2015年主要政治カレンダーつき

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さて、いよいよ今年のG1レースも「ラス前」を迎えた。今週末は朝日杯フューチュリティーステークス。2歳牡馬の王者が決まる。

2歳馬といえば、人間で言えばまだ中学生くらいのもの。野球のリトルリーグみたいなものだから、ギャンブルで一発狙うというよりは、将来の有力馬をじっくりと見定めたい。

妙味乏しいが、オルフェーヴル全弟アッシュゴールドで

今年の顔ぶれでは、狙い目はずばりアッシュゴールド。父ステイゴールド、母オリエンタルアートというオルフェーヴルと同じ黄金配合。そしてオルフェーヴルと同じ金色の馬体である。あのデイリー杯2歳Sで初めて目撃したときには、思わずその美しさに目がくらんだものだ。

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しかも鞍上は池添謙一騎手。前走デイリー杯ではタガノエスプレッソに及ばなかったが、あれはステゴ産駒が苦手とする京都だったから。右回りで坂のある中山か阪神のレースなら、兄オルフェーヴルと同様に得意中の得意であると見た。

もっとも筆者のようなファンが少なくないせいか、すでにアッシュゴールドは1番人気に押されオッズは低い倍率になりそうだ。実績以上に買われていて、馬券としての妙味は乏しい。まあ、ここは贔屓の引き倒しの応援馬券として、真のギャンブルは来週の有馬記念にとっておくことにしよう。

当欄執筆陣の3人は、12月22日(月)夜に東洋経済新報社にてトークショーを開催する。有馬記念の買い目もご披露する予定である。まだ残席に若干の余裕アリと聞く。読者諸兄に告ぐ。来たれよ、飲まれよ、そしていざ共に戦わん。

かんべえ(吉崎 達彦) 双日総合研究所チーフエコノミスト

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Kanbee

吉崎達彦/1960年富山県生まれ。双日総合研究所チーフエコノミスト。かんべえの名前で親しまれるエコノミストで、米国などを中心とする国際問題研究家でもある。一橋大学卒業後、日商岩井入社。米国ブルッキングス研究所客員研究員や、経済同友会代表幹事秘書・調査役などを経て2004年から現職。日銀第28代総裁の速水優氏の懐刀だったことは知る人ぞ知る事実。エコノミストとして活躍するかたわら、テレビ、ラジオのコメンテーターとしてわかりやすい解説には定評がある。また同氏のブログ「溜池通信」は連載500回を超え、米国や国際政治ウォッチャー、株式ストラテジストなども注目する人気サイト。著書に『溜池通信 いかにもこれが経済』(日本経済新聞出版社)、『アメリカの論理』(新潮新書)など多数。競馬での馬券戦略は、大枚をはたかず、本命から中穴を狙うのが基本。的中率はなかなかのもの。

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