毎日の食事も大切ですが、実は「腸」こそが健康の司令塔だということをご存知ですか? 腸は毎日、眠っている間も休むことなく、私たちの体内で働いており、栄養の消化や吸収、そして有害物質の排泄を行っています。この基本的機能が、他の臓器の働きを助け、私たちを健康に保ってくれているのです。
女性には「腸をきれいにする」という意識を持つ方も多いですが、ほとんどの男性は無頓着であるように思います。健康を維持するための生活の基本として「快食・快眠・快便」が挙げられるように、腸はきれいで当たり前の状態でないと、本当の健康とは言えません。
「たかが便秘」と侮ってはいけない
「最近、いいアイディアが浮かばない」「上司に怒られてばかり……」「部下をついつい怒ってしまう……」「ミスが続く……」。実はこれらは、“汚腸”のせいかもしれません。「たかが便秘?」と思わるかもしれませんが、1日でも便秘をすると、太るだけなく、腸で有害毒素が発生し、その毒素が血流に乗って全身に回ることになります。
そしてこれらは、脳の神経伝達物質も汚染するので、ストレスやイライラの原因につながるようです。ほかにも、顔や背中の吹き出物、ヘルペス、消化不良、血管が詰まって高血圧や動脈硬化の危険が増します。
またこの毒素は、せっかく摂った食事からの栄養吸収を阻害する作用もあるため、体にいいものを食べても意味がなくなってしまうかもしれません。汚腸こそ、まさに健康診断の数値を悪くしている主犯格かもしれないのです!
ここで、今年あたりから注目されている「シンバイオティクス」という食べ方に注目してみましょう。
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