台風18号、自動車工場や携帯サービスに影響

影響は飛行機や電車だけではない

 10月6日、台風18号の影響で自動車工場は午前の操業を停止、一部の航空便は欠航となり、携帯電話のサービスにも遅延が生じた。三重・津市で撮影(2014年 ロイター/Yuya Shino)

[東京 6日 ロイター] - 東海・関東地方に上陸した台風18号は6日、自動車工場の操業や交通機関、通信施設に多大な影響を及ぼしたが、通過とともに午後からは順次操業を再開する見通しとなった。

各社の広報担当者がロイターに答えた。

ホンダ<7267.T>では、軽乗用車「N-BOX」を生産する鈴鹿製作所(三重県)と浜松製作所(静岡県)の操業を午後から再開する見通し。同日午前は従業員の安全確保の観点など操業を停止していた。

トヨタ自動車<7203.T>も操業を停止していた愛知県内の12工場の操業を午後から再開することにしている。

日産自動車<7201.T>は、午前中に停止した追浜工場(神奈川県)の操業を午後から再開する予定。追浜では電気自動車(EV)の「リーフ」やコンパクトカー「ジューク」を生産している。

サスペンション部品などを組み立てる横浜工場(神奈川県)や「スカイライン」などを生産する栃木工場(栃木県河内郡)は通常稼働。同社の横浜本社では終日、自宅待機となった。

ダイハツ工業<7262.T>の京都工場は夕方から操業を再開する見込み。京都以外の工場は通常稼動している。三菱自動車工業<7211.T>は、岡崎工場(愛知県)の操業を今晩から再開する予定。パジェロ製造(岐阜県)は7日に操業を再開する予定だ。

一方、スズキ <7269.T>、マツダ<7261.T>、富士重工業<7270.T>、ヤマハ発動機<7272.T>の工場は通常通り稼働している。

携帯もつながりにくく

台風接近に伴う停電により、携帯電話も一部でつながりにくくなった。

NTTドコモ<9437.T>では、台風接近による停電が原因で基地局の稼働力が下がり、携帯がつながりにくくなった。九州電力<9508.T>によると、電柱や電線が破損し、宮崎県と鹿児島県で約1400戸が停電した。

KDDI<9433.T>、ソフトバンク <9984.T>では異常は報告されていない。

影響は空の便にも及んだ。全日本空輸(ANA)<9202.T>では、羽田空港などを発着する国内線261便の欠航を決め、3万6600人の足に影響が出た。国際線は平常通りの運航。

日本航空<9201.T>は国内線183便と国際線19便の欠航を決め、計約2万7000人に影響が出た。

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(企業ニュースチーム)

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