9月の株式相場は、波乱になるのか?

【今週の相場】アメリカの金利をどう見るか

アメリカでは、S&P500種指数が史上初の2000ポイントに乗せた。トレーダーの顔もほころぶ(ロイター/アフロ)

アメリカ株は、業績相場に移った

3連休を控えた週末8月29日のニューヨーク株は、良好な景気指標を好感し、反発しました。すでに直前の8月26日には、企業業績を素直に好感、S&P500種指数は史上最高の2000ポイントに乗せています(終値ベース)。

好材料は「引き締め懸念」で、悪材料は「緩和継続期待」で相殺されていた「金融相場から業績相場への過渡期の特異な相場」は終わり、材料に素直に反応する業績相場に入ったようです。

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株価の決定要因で一番重要なのは業績です。しかし、株価が業績に左右されるのは当然で、われわれが言う「業績相場」とは、個々の企業「業績」を言っているのではありません。

「業績相場」とは、故浦上邦雄氏(元日本興業投信首席顧問など、当時)が唱えた、相場サイクルの一場面です。氏は相場のパターンを金融相場、業績相場、逆金融相場、逆業績相場の4つに分け、それが四季のようにめぐり、元に戻るという、「サイクル論」を唱えました。

このうち業績相場は、一般的には、金利などの要因よりも、企業の全般的な業績拡大を要因として、株価が上昇する局面のことをさします。

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