1日1万レッスン!レアジョブ英会話の躍進

オンライン英会話は当たり前?仕掛け人に聞く

 オンライン英会話スクール大手「レアジョブ英会話」が好調だ。ついに本日(6月27日)、東証マザーズに株式を上場。同社は2007年10月にサービスを開始し、現在の会員数は23万人。提供するレッスンは1日に1万回を超える。この好調を支えるのが、在宅で働くフィリピン人講師約3000人と彼らを支える現地採用の従業員たちだ。会社の成長のために必要なのは、日本人の経営幹部と彼らのチームワーク。その結束をもたらす秘訣は、日本でもベストセラーの“あの名著”にあった。現地で加藤智久社長に話を聞いた――。
レアジョブ 加藤智久社長。フィリピンのオフィスにて

レッスンは1日に1万回超。法人契約も伸長

オンライン英会話スクール大手「レアジョブ英会話」の加藤智久社長いわく、日本におけるオンライン英会話のレッスン数は、今や通学制のそれに匹敵する規模にまで拡大しているという。レアジョブ英会話のようなオンラインスクールが通学制から顧客を奪っているのかと思いきや、それまで参考書などで英語を独習していた人たちがオンラインに移行し始めているのだそうだ。

2007年10月にサービスを開始したレアジョブ英会話だが、現在の会員数は23万人。提供するレッスンは1日に1万回を超える。さらに、法人として契約する企業の数も約3年で4倍に伸び、累計250社に達した。「独習にはなかなかない、英語でコミュニケーションを図れたときの感動を安い価格で味わえる」(加藤氏)ことが好調の要因だという。

はたして「オンライン英会話」が英語の上達に最適な手法なのかという議論は、確かに尽きない。しかし、このことについて加藤氏は「手法が合っている、間違っているという議論自体にはあまり意味がない。ひとつの解、一本道を提示することに集中すべき」と話す。

これだけ伸びている業界であるから、競争も激しいはずだ。実際、レアジョブ英会話は業界では後発で、サービスを開始したときにはすでに30社近くの競合企業がいたという。英語を話せる人件費の安いフィリピン人を講師として雇い、パソコンさえあれば、すぐに始められるからだ。そんな中、同社が好調である理由は、サービスを高い品質で提供し続ける、講師約3000人を支える体制にある。

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