英誌ランキングが映す、日本の大学の"弱み"

アジア大学ランキングで東大が2年連続で1位だが…

2年連続でアジアでトップになった東京大学(撮影:尾形文繁)

東京大学が2年連続でトップの座を守った一方、日本の大学の“弱み”も明らかになった――。英誌『タイムズ・ハイヤー・エデュケーション』(THE)が、6月19日に2014年度の「アジア大学ランキング」を発表した。

これは、THE誌が毎年10月に発表する「世界の大学ランキング」のアジア版で、客観的で幅広い評価に基づいている点で定評がある。世界大学ランキングでは残念なことに、毎年上位はすべて米英の大学が独占している。アジア最高位としては、ようやく23位に東京大学がランクインした(2013年度)という状況だった。このたび発表されたアジア大学ランキングは、より明確にライバルとの比較ができるという点で、日本人にとっては身近に感じられる。

ちなみに、2013年度の世界大学ランキング1位は米カリフォルニア工科大学。2位に英オックスフォード大学と米ハーバード大学、4位に米スタンフォード大学、5位に米マサチューセッツ工科大学がランクインしているが、スコアはいずれも高いレベルで、しかも2点以内に5校がひしめく僅差だった。逆に、1位のカリフォルニア工科大学と23位の東京大学の差は18.5点も広がっていた。

トップ100に日本から20大学

さて、その東京大学が1位を獲得した2014年度アジア大学ランキングのトップ10は、次ページのとおりだ。

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