仰天!アフリカは、日本よりも物価が高い

貧しい国ほど、ビジネスにおカネがかかるのはなぜ?

「発展途上国だから物価は安い」なんて、とんでもなかった(写真はセネガル、ダカールの港)

みなさんはアフリカの物価は安いと思いますか。

「アフリカに住んでます」と言うと、よく「そうですか、発展途上国だし、物価も安いでしょう。それで先進国並みの給料をもらっているのなら、さぞかしおカネが貯まることでしょうね」という反応をされることが多いです。

ところが、どっこい、驚くべきことに、日本やアメリカに住んでいたときよりも、セネガルでの生活費のほうがずっと高くついています。

確かに、トマトやタマネギなどの一部の野菜や魚など、地元で取れる食材の価格は、日本よりも安いです。

ただ、セネガルは半砂漠地帯で、それほど農業に適していません。そういった環境の中、限られた食材だけでは十分なレパートリーは作れません。それに、チーズやハムなどの加工食品も食べたいし、ジュースも飲みたいし、チョコレートのようなお菓子だって食べたい。

セネガルには食品加工の会社が少なく、今挙げたような食べ物の大半は、欧州や中東からの輸入に頼っています。そうすると、輸入品を取り扱っている外国人向けのスーパーに行き、原価+輸送費+関税+スーパーの利ザヤが乗ったバカ高い食品を買わざるをえないわけです。

スーパーで1週間分の食料を買うと、妻と僕の2人分で1万円や2万円は軽く使ってしまいます。日本だと、紀伊国屋や成城石井などの高級スーパーで毎日買い物しても、そんな値段はいかないでしょう。

次ページコストが高いことは、ビジネスでも大問題
関連記事
トピックボードAD
人気連載
トレンドライブラリーAD
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!
トレンドウォッチAD
50歳から考える<br>定年後の仕事選び

健康なら80歳まで働ける時代。60歳の定年からでも20年、50代で転身したら30年近くある。発想を変えれば、あなたの人生は変わる。生涯現役で働きたい人に役立つ情報が満載。