「ニュー」で「ハーフ」な時代をどう生き延びるか《それゆけ!カナモリさん》

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■もう、元には戻れない

 「変わり続けてく街並みのように、元には戻れない若いふたり……」。切ない歌のフレーズが、頭にこびりついていて離れない。なんという歌だったか。

しかし、元には戻れないのは若い二人だけではない。世界は、もう元に戻れないのだという。

プレジデントの記事『「ニューノーマル」~米国経済は二度と元には戻らない』では、マイクロソフトCEOのスティーブ・バルマー氏の発言を取り上げている。

ニューノーマルという語は、世界最大手債券ファンド・米ピムコのCEOであるモハメド・エラリアン氏が、サブプライム危機を予言した著書の中で、その後の経済状況を表現するのに使ったものだ。エラリアン氏のいうニューノーマルとは、「景気が回復しても元通りの経済水準にはならない」というものだという。そして、マイクロソフトのようにニューノーマルを見据えた経営計画を立てる企業が相次いでいるというのが記事の概要だ。

「ニューノーマル」と同義で「ハーフエコノミー」という言葉も金融危機以降、頻繁に使われていた。

日経トレンディネットの記事「Q.ハーフエコノミーって何?・今日の知識」によると、ハーフエコノミーとは、市場における需要が半分程度の規模になった経済のことというらしい。「ハーフ」が状態を表わしていたのに対して、それがいよいよ「ノーマルなんだぜ」と、経済活動が盛んで消費も活発だった「若き日」にはもう「元には戻れない」んだぜ、ってことをバルマー氏は力説したわけだ。

 

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