数字至上主義は仕事をつまらなくする

ファースト・コラボレーション驚異のチームワーク!

 「これからの企業は女性を活用しなければいけない」と頭ではわかっていても、「どこから手をつければいいかわからない」という企業は多いものです。しかし、いち早くそれを成功させ、しかも業績を上げている企業も存在します。そのような会社は普通の会社とどこが違うのか。またそこで働く女性たちは、仕事や子育てについて、どのようにとらえているのか。この「こちら営業部女子課」では、特別取材として実際にお邪魔して、話を聞いてきました。
 今回訪問したのは、高知市のファースト・コラボレーションという不動産賃貸仲介の会社。数々の賞を受賞して注目を集めている企業です。全3回にわたって、同社の取り組みを紹介したいと思います。

「女性は営業に向いていない」

「特に母親となった女性が、子育てしながら営業をするなんて無理。もし出産後に職場復帰するなら内勤の事務職に異動すべき」

残念ながら、女性営業については、まだまだこんなふうに思われているのが現状でしょう。

ところが、私が不動産会社エイブル&パートナーズの経営陣と雑談していたときのことです。社長が「太田さん、四国の高知に女性営業が本気で活躍している会社があるんですよ」と言うではありませんか。その会社では、3人の店長のうち2人が女性で、しかも2人とも未就学児童を持つワーキングマザーなのだとか。本当にそんな会社があるなら、ぜひこの目で確かめて、なぜその会社ではそれが可能なのかを探りたい。そこで「見学させてください」とお願いし、今回の訪問が実現しました。それが高知県高知市の株式会社ファースト・コラボレーションです。

ファースト・コラボレーションは、不動産賃貸仲介業のエイブル高知東店、エイブル高知中央店、エイブル南国店の3店舗を営業している会社です。従業員はパートを含めて36人。

この会社がすごいのは、女性営業の活躍を推進していることもそうですが、抜群の業績を収めていることです。エイブルでは全国約790店舗が参加して、顧客感動満足度調査ランキング(通称「ビッグスマイル」)を競っているのですが、南国店は3年連続で見事1位に輝いたばかりでなく、従業員を対象にした同調査でも、2年連続日本一の女性社員を輩出。さらに上位20人中6人を同社の社員が占めています。

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