12月米小売売上高はプラス0.2%に

消費底堅く、景気加速を裏付け

1月14日、米商務省が発表した昨年12月の小売売上高は前月比で0.2%増え、伸びは市場予想の0.1%を上回った。写真はシカゴの商店で2011年9月撮影(2014年 ロイター/Jim Young)

[ワシントン 14日 ロイター] - 米商務省が14日発表した昨年12月の小売売上高は前月比で0.2%増え、伸びは市場予想の0.1%を上回った。

消費動向の指標とされるコアベースの売上高(自動車やガソリン、建設資材、飲食業除く)は前月比で0.7%増加し、市場予想の0.3%増を上回った。米景気の勢いが昨年終盤に増し、今年成長が加速する可能性を示した。

コア売上高は、国内総生産(GDP)の消費支出項目に最も一致するとされる。前月は0.2%増だった。

コア売上高の増加は、第4・四半期の消費支出が年率2%増のペースだった第3・四半期から加速したことを示唆しており、昨年終盤に景気が勢いを増していたことを裏付けている。

12月の米雇用統計は非農業部門雇用者数が予想を大きく下回ったものの、おおむね寒波の影響による一時的なものと見られている。

キャピタル・エコノミクスの首席米経済エコノミスト、ポール・デールズ氏は「天候の影響を除き、雇用の伸びのすう勢は引き続き改善しているとのわれわれの予想が正しければ、家計消費は今年も引き続き自由度を増す」と指摘。小売売上高データは「年率4%の実質消費の伸びが寄与し、昨年第4・四半期のGDPが約3%増に押し上げられるとのわれわれの見方を裏付ける」としている。

消費回復の背景には、昨年の株高と住宅価格上昇による資産効果が追い風となり、消費者が財布のひもを緩めていることがある。

内訳では、衣料・装身具が1.8%増加、コア売上高を押し上げた。

食品・飲料の増加は7年ぶりの大きさで、オンライン店舗も伸びた。

一方、自動車は寒波の影響を受けた。自動車・部品は1.8%減り、2012年10月以来の大幅な落ち込みとなった。前月は1.9%増加していた。

2013年通年の小売売上高は4.2%増加した。

自動車を除く売上高は0.7%増え、昨年2月以来の大幅な伸びを示した。

家具やスポーツ用品、建設資材・庭用設備、電子製品・機器は減少した。

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