「やる気が続かない人」に多いヤバい口癖6つ どんどん落ち込んでいく人に共通すること

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ただ、「やる気が出ない」といってどんどん落ち込んでいく人には、共通点はあります。それは、普段何げなく使っている「あるワード」たちです。

やる気を奪う原因が、実はあなたの何げない言葉から始まっているとしたら信じられるでしょうか。ここでは、やる気が出ない、出てきにくい人たちに共通する6つの「言い訳」をご紹介していきます。

「でも」の代わりに「それなら」を使う

口癖1:「でも」

「でも」を使うと簡単に物事を否定ができます。たとえいい流れがきていても、一瞬で悪い方向に変えることができるワードといえるでしょう。新しいことに挑戦せずにいられ、自分だけでなく周りの人のやる気も奪います。

「でも」の代わりに「それなら」で言い換えてみましょう。

「できるかわからない。それなら、試してみよう」「今日は忙しいから無理、それなら朝イチでやろう」など、今までどうだったかという過去は関係ありません。今からどうするか。今この瞬間から未来を作っていける言葉を選びましょう。

口癖2:「だって」

「だって」を使うと、行動しなくていい原因、うまくいかない原因探しの達人になれます。自分のやる気がないことを、人のせい、環境のせいにすることで、やらなかったことに罪の意識や後悔を感じなくてすみますが、あなたの「やる気」は急速にしぼみます。加えて、応援・サポートしてくれる人のやる気も削いでいきますので、非常に危険なワードです。

「だって」の変わりに「だからこそ」を使いましょう。

「Aさんが反対していたからこそ、慎重に取り組んで絶対成功させよう」「忙しくて時間がないからこそ、短時間で集中しよう」など、うまくいかない原因よりも、うまくいく方法を探す。うまくいく方法が見つからないときは、うまくいく方法を、今から自分で作ってしまいましょう。

口癖3:「どうせ」

「どうせ」を使うと、自ら積極的に行動しなくてもすむ安心材料を見つけることができます。そうすることで、失敗して落ち込まずにすみます。さらに、まわりから同情や手加減、慰めをもらえる、魔法のような言葉です。しかし、それと引き換えに、自分のやる気も著しく下げていきます。

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