ホワイト内定獲得のための「7つの鉄則」 【キャリア相談 番外編】

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 何かにつけ不確実性の高い現代。一生安泰の仕事も、未来永劫つぶれない企業も存在しな い。自分の仕事に明日があるのか――それをつねに考えておかないといけない時代だ。 この連載では、悩めるビジネスパーソンからのキャリア相談を募集。外資系金融、コンサル、ライブドア、企業再生コンサルなどを渡り歩き、数多くの業界やス タートアップに精通する塩野誠・経営共創基盤(IGPI)パートナーに、実践的なアドバイスをしてもらう。
 今回は特別版として、 『20代のための「キャリア」と「仕事」入門』を上梓したばかりの塩野氏、就活生へアドバイスを贈る。

ホワイト内定獲得のためのポイント

「キャリア相談:君の仕事に明日はあるか?」をお読みの皆様、いつもありがとうございます。冬のイルミネーション輝く街で、12月から新卒の就活が本格化します。テストは努力すると点数が上がりますが、就活はどんなに努力しても志望する会社に入れるとは限りません。中にはエントリー者数が1万人で採用が10人といった会社もあります。これよりは入試やあの人への告白のほうが容易でしょう。

就活でお祈りメール(不採用通知)をもらい続けると、自分は社会に不必要なのかとも思います、筆者もそうでした。しかしながら、社会に出ると厳しいことも多いので、それくらいで心を壊してはなりません。筆者は就活学生の方から、「就活で気をつけることは」的な質問を受けることも多いので、今回はエントリーシートのテクニック以前の、就活中の心の健康維持とホワイト内定獲得のためのポイントをお伝えいたします。

1:自己分析しすぎない

当たり前のことですが、自己分析に終わりはありません。分析対象が自分の人生だから当然です。自己分析を完璧にしないと、志望職種や企業が決められない!と思うのはやめましょう。ひとりでやり続けても煮詰まるので、周りの人に参考までに「自分は何に向いてるのかな?」と聞きましょう。セミナー参加やOB・OG訪問をしていくうちに、自分の方向性も修正され、定まっていくのが普通なので、自己分析はほどほどにして街に出ましょう。

2:志望企業を最初から決めつけない

就活生が企業や業界について知らないのは当たり前です。また秘密ですが、社会人も自分のいる業界以外のことは、そんなに知らないのが普通です。最初から業界を狭めずに、なるべく幅広に業界研究や志望先研究をしましょう。女子学生が●●業界しか興味ありません、と先入観だけで志望していたりしますが、その業界は女性役員どころか女性管理職もいない業界だったりします。また「女性が働きやすい会社」を気にしつつも、企業の業務や業績を忘れず研究しましょう。とにかく最初は幅広にセミナーに出たりしましょう。

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