40代で「折れない心」にみるみる変わる5習慣 「レジェンド葛西紀明」が実践!秘訣は?

拡大
縮小

次に、「脳を疲れさせない」ためにやっていることは、「日常の中にも『楽しみ』を取り入れる」ことです。それが「折れない心」を作るうえでも役立っています。

笑顔あふれる環境は「脳の疲れ」を緩和する

【3】日常の中に「楽しみ」を取り入れる

私は、普段の練習メニューとして、日常のトレーニングだけでなくビーチバレーやサッカーなども取り入れています。

これは「日常の中にも『楽しみ』を取り入れよう」と思って行っているのですが、それは「楽しい」という感情があるだけでも、脳の疲れに差が出ると感じているからです。つらくても「楽しい」要素があるトレーニングだと笑顔で頑張ることもできます。

また、トレーニング中にはギャグを言って後輩たちを笑わせるときもあります。場を盛り上げることができますし、まわりが笑顔だと自分にも笑顔が増えていきますし、チームのパフォーマンスも向上します。

このように、日常の中に「楽しみ」をどんどん取り入れていくことが、「脳の疲れ」の緩和につながり、「続ける心」「折れない心」を作るのにも役立っていると思います。

【4】「苦手な人」と付き合わない

「人間関係がうまくいかないとストレスが増えて脳が疲れてしまう」ことは、ビジネスパーソンに限らず、よくあることですよね。私も、まわりの人に不満があるときに、つい、いろいろと考えてしまい、ストレスを溜め込んでしまうことがあります。

しかし、これはムダな時間をとってしまうだけですので、私はあるときから、初対面で「苦手そうだな」という人や「合わなそう」と感じた人には、できるだけ近づかないようにしています。

仕事のときは、なかなか選べない場合が多いかもしれませんが、プライベートのときは自分の意思でコントロールできると思います。

「苦手な人」ではなく、できるだけ「楽しく過ごせる人と一緒にいる」ことは、脳だけでなく心を疲れさせないためにも重要ですよね。

次ページ「マイナス」は「マイナス」を呼び入れる!
関連記事
トピックボードAD
ライフの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT