40代から始める認知症を防ぐための生活習慣 まずは食事・運動・睡眠を見直そう
これまで多くのアルツハイマー病患者を救ってきたデール・ブレデセン医師は著書『アルツハイマー病 真実と終焉』で、その詳細な治療と予防の方法を紹介している。
一生アルツハイマー病を寄せ付けずに過ごすにはどうしたらよいか詳述する前に、まずはアルツハイマー病の類型について説明しよう。
アルツハイマー病は、混合型も含め4つのタイプに大別できる。
脳の炎症が原因で起き、食事も深く関与している
脳機能の維持に必要な栄養素やホルモンの欠乏で起こる
いわゆる糖尿病から起きる
カビ毒や歯の治療に使われる材料に含まれる水銀などの毒素から起き、治療が最も難しいとされる
毒物性の場合は、生活の中の毒素をまず特定して除去する必要がある。毒素を除去しないままアミロイドベータを取り除く従来治療を行うと、実はアミロイドベータにより守られていた脳細胞が直接毒素にさらされ、逆に危険な場合があるという。
治療には「オーダーメイド医療」が必要
さらに、アルツハイマー病には36の要因があることも研究で明らかになった。
アルツハイマー病患者は、脳神経の増減に伴う代謝バランスが常に減少方向に傾いているという。このバランスを調節する要因が少なくとも36項目は特定されているのだ。


















無料会員登録はこちら
ログインはこちら