2018年「IPO」予想、期待はメルカリにQBハウス 2017年は最後に大物が駆け込んできた

✎ 1〜 ✎ 39 ✎ 40 ✎ 41 ✎ 最新
拡大
縮小

新領域のIT企業の上場も目立った

トップのジャパンエレベーターサービスホールディングスは、独立系のエレベーターメンテナンス会社。2018年3月期の上期に2度、業績予想の上方修正を行い、株価も上昇気流に乗った。

IPO銘柄にネット関連やハイテク企業が多いのは例年どおり。ただ、17年は家計簿アプリなどを手掛け、金融とITを組み合わせたフィンテック分野のマネーフォワードや、動画共有サイト「ユーチューブ」への投稿で稼ぐユーチューバーのマネジメントなどを行うUUUMのようにこれまでにない新領域を主戦場とする企業が出てきた目新しさがあった。

ハイテク企業の中でも株主から高い期待を集めるのが、AI(人工知能)分野でアルゴリズムの開発・提供を行うPKSHA Technology(パークシャ テクノロジー)だ。

次ページ大本命はメルカリか
関連記事
トピックボードAD
マーケットの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT