最高益更新!今期純益増加率トップ200

今期、来期とも最高益を更新する絶好調企業を探せ!

永守重信社長率いる日本電産が増益率トップで最高益を更新する見通し(撮影:今井康一)

米国を中心に世界経済が復調傾向にあるなか、円安進行も手伝って企業業績の回復が鮮明だ。急激な株価上昇により割高感の出ている銘柄がある一方、業績回復が顕著な銘柄のなかには割安感が鮮明になっているところも多い。今回は、今期に過去最高益の更新が見込まれ、来期も一定水準の増益が期待される絶好調銘柄を、最終増益率の高い順にランキングした。

ランキングには、勢いのいい新興ベンチャーが数多く入ったほか、トヨタ自動車やホンダなど日本を代表する大企業も数多く顔を出している。

今回のランキングの対象企業は、財務の健全性、収益性などで一定水準を満たした「優良元気企業」に限定した。また、前期も最高益を更新した企業にはランキング中に#をつけたが、こうした企業は3期以上最高益を更新する見通しになる。

首位はM&A攻勢続く日本電産

純益率の高い順に並べたランキングで首位となったのが、小型モーターで世界シェア5割以上を誇る日本電産。今期は円安が追い風となるうえに、前期に買収した海外の6社分が上乗せして売上高8000億円以上に膨らみ、純益も過去最高(2011年3月期の523億円)を更新しそうだ。

2位はグリー向けのソーシャルゲームで強いオルトプラス。ただ、新規作品投入に遅れが出ており、今2013年9月期は純益5.4億円(前期比389%増)を見込む会社計画に対し下振れ懸念がある。株価も割高水準にあるが、2010年設立で今年3月に上場したばかりの企業なだけに、最高純益(12年9月期の1.1億円)の更新はハードルが低そうだ。 

3位に入ったリアルコムは中古建機商社のWWBと株式交換を行い、ソフト開発から業容を大きく転換。太陽光発電と建機販売が事業の柱となり、今期は大幅な増益が予想される。ただ、存続性喪失で2015年6月まで上場廃止猶予期間にあり、継続前提に重要事象も残るため、PER6倍台といえども、割安感があるとはいいがたい状況だ。

4位のファイナンス事業が主力のウェッジホールディングスも絶好調とはいいがたい状況だ。13年9月期に最高益を3期ぶりに更新する見込みながら、成長を牽引してきたタイのオートバイリース子会社で景気減速に伴う貸倒れ増などもあり、8月に純益見通しを14億円から6.5億円に大幅減額している。ただ、来14年9月期は収益成長路線の継続が見込まれており、見通しどおりなら、株価に割安感も出てきそうだ。

5位には、メガネ販売が好調なジェイアイエヌが入った。引き続き高い利益成長を見せて、最高益を連続更新しそうだ。PC用が牽引して大幅な増益になるうえ、14年8月期も大量出店の継続を予定しており、既存店も超軽量フレームなどが拡大して高水準を維持しそうだ。

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