三菱MRJ、“チラ見せ"の意図 飛行試験用の機体構造部位、報道陣に公開

拡大
縮小
画像を拡大
MRJの構造図

08年に本格的な開発に着手した当初、三菱航空機は11年の初飛行(=飛行試験開始)、13年の納入開始を計画。その後、2度の変更を余儀なくされ、今年秋にようやく初飛行を迎えるはずだった。

しかし、全体を取りまとめる開発企業としての経験・ノウハウがないため、エンジン、航空電子機器類など海外装備品サプライヤーとの間で安全性証明手続きの確定にも手間取り、今年8月に初飛行を15年、納入開始を17年へと再々延期。度重なるスケジュール変更に、プロジェクトに対する不安の声も強まっている。

渡辺 清治 東洋経済 記者
関連記事
トピックボードAD
ビジネスの人気記事
トレンドライブラリーAD
連載一覧
連載一覧はこちら
人気の動画
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】新興国化する日本、プロの「新NISA」観
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
【田内学×後藤達也】激論!日本を底上げする「金融教育」とは
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
TSUTAYAも大量閉店、CCCに起きている地殻変動
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
【田内学×後藤達也】株高の今「怪しい経済情報」ここに注意
アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • シェア
会員記事アクセスランキング
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
トレンドウォッチAD
東洋経済education×ICT