褒められて伸びる男がじき使えなくなるワケ

「ドヤ顔」が魅力的なのは羽生結弦君くらいだ

まずは自信の定義。オンナが好むオトコの「自信」フェロモンについてです。自信フェロモンの大切さに気づいたのは、ボクのある失敗経験がきっかけです。

社会人5、6年目となり、自分の仕事に自信がついてきた頃。当時の女性上司が、ボクともう1人の先輩社員のどちらか1人を管理職に昇進させようと検討をしていて「1カ月間、2人の行動を観察して決めるね」と2人のテスト期間を設定しました。当時のボクは、「自分の方が仕事早いし」と自信満々。自分が指名されると踏んでいました。

そして1カ月後、管理職候補の2人は女性上司と1人ずつ面談を受けて結果を知らされました。その結果は、ボクの、落選。

仕事がデキる筆者が「管理職選」で落選したワケ

「あなたのその態度では、メンバーがついてこないと考えたの」。上司からのフィードバックの意味が当時はさっぱり理解できませんでした。ただ、もう一人の候補者が実際に管理職に昇進して、チームがうまく機能している様子を見て、気づかされました。彼は謙虚にメンバーの意見を聞くタイプ。「謙虚さ」や「優しさ」が自然とにじみ出るくらいの人間的な大きさが本当の「自信」なのです。一方で、「オレ様は誰よりも優れたナンバー1」と、常にドヤ顔で自信をぷんぷん匂わせながら仕事をしても、誰も人はついてこない。女性上司はボクのぷんぷん臭う好ましくない「自信」を嗅ぎつけていたんです。

今「はたらく女性のかていきょうし」として、会社や組織のリーダーをしている女性のコンサルをすることがありますが、彼女たちが要職を任せる男性を選ぶ時の最後の基準が「謙虚さ」や「誠実さ」でした。「謙虚で誠実じゃないオトコに、大事な仕事は任せられないの」という彼女たちの一言を聞いて、改めてオンナの自信フェロモンを嗅ぎ分ける能力を実感しました。

オンナが認めるオトコの自信フェロモンは「謙虚さ」だと分かりましたが、そんな質のよい自信はどうやって持てるのでしょう?ボクは女性が中心の職場で、自信の持ち方、築き方で失敗しているオトコをたくさん見てきました。

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