「短い編成の電車」が走る路線は都内の穴場だ

池上線や方南町支線…一見地味でも便利

東急池上線の戸越銀座駅(筆者撮影)

首都圏、特に都心部の鉄道といえば、10両など長い編成の電車がひんぱんに行き来する様子を思い浮かべる人が多いだろう。都心と郊外を結ぶ急行や特急などが走る大手私鉄の路線などがその例だ。本数が多く便利そうなイメージから、こういった路線の沿線は部屋探しでも人気が高い。「住みたい路線ランキング」などでも、東急東横線や田園都市線、京王線、小田急線などは常連だ。

その一方で、都区内であっても2両や3両編成の電車が行き交う短距離の路線もいくつも存在する。東急池上線などがその例だ。短い電車が走る小さな路線というと「都会のローカル線」のようなのんびりしたイメージから、長い編成の電車が行き交う路線と比べて利便性ではやや劣るのでは? と思う人もいるかもしれない。

だが、実際のところはどうなのだろうか。

実は本数が多い!池上線

23区内で3両編成以下の電車が走る路線は、東急電鉄の池上線と東急多摩川線、東京メトロの丸ノ内線・方南町支線と千代田線の北綾瀬支線、東武鉄道の亀戸線、大師線だ。このほか、路面電車を含めれば都電荒川線と東急世田谷線がある。

このうち、JR山手線に直接接続しているのが池上線だ。五反田駅と蒲田駅を結ぶ約10.9キロメートルの短い路線で、走る電車はすべて3両編成の各駅停車だ。

同線はJR山手線の五反田駅をまたぐ高架から出発する。山手線からはホーム上のエスカレーターを上ればすぐだ。筆者が乗車した際は、3両編成の電車内はあらかた席が埋まっていた。

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