マンU、東北支援になぜこだわる

アジア太平洋部門責任者に聞く「日本戦略」

7月下旬、アジアツアーの一環として5年ぶりに来日したイングランドの名門サッカークラブ、マンチェスター・ユナイテッド(以下、マンU)。7月23日に行われた横浜F・マリノス戦では2対3で敗れたものの、26日行われたセレッソ大阪戦では、セレッソ出身でもある香川真司がゴールを決めて、2対2の引き分けに持ち込んだ。
英国プレミアリーグのクラブの中でも、マンUはアジアで絶大な人気を誇る。プレミアリーグ発足(1992年)後、21シーズンのうち、マンUは実に13シーズンを制するなど、名実ともに英国トップのクラブだ。
日本でも、ヤンマー、関西ペイント、セイコーエプソン、カゴメなどがマンUのオフィシャルスポンサーに名を連ねる。今回の日本ツアーでは、横浜F・マリノス戦をカゴメが特別協賛し、セレッソ大阪戦をヤンマー(同社サッカー部がセレッソの母体)がオフィシャルマッチスポンサーとして支えた。
マンUではまた、27年にわたって監督を務めた名将サー・アレックス・ファーガソンが退任し、デイヴィッド・モイーズ新監督が今シーズンからチームを率いるという、変わり目の時期を迎えている。アジア、そして、日本市場でのファン作りをどう進化させていくのか。マンUでアジア太平洋部門の責任者を務める、ジェイミー・リーグル氏(写真)に聞いた。

アジアでの試合放映が増えたことで人気急上昇

――マンUは全世界のファンが6.5億人、うちアジアのファンが半分の3億人強を占める。サッカークラブとして、アジアでの人気が、ほかのクラブよりも突出している理由は?

アジアでの人気という前に、なぜ世界中でこれだけの人気を博しているかについて話したい。

まず、マンUは非常に長い歴史に培われたクラブだ。つねに成功を収めてきたクラブでもある。何人もの偉大なプレーヤーを輩出し、何回も優勝している。プレーのスタイルも非常に攻撃的。そうしたことが世界中で高い支持を得てきたと思う。

次ページアジアツアーはマンUが先駆け
関連記事
Topic Board トピックボード
人気連載
Trend Library トレンドライブラリー
  • コメント
  • facebook
0/400

コメント投稿に関する規則(ガイドライン)を遵守し、内容に責任をもってご投稿ください。

Access Ranking
  • 1時間
  • 24時間
  • 週間
  • 月間
  • いいね!

※過去48時間以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※過去1ヵ月以内の記事が対象

※週間いいね数のランキングです。

トレンドウォッチ
あのころ銀行は<br>無茶苦茶だった

『住友銀行秘史』の著者で元・住銀取締役の國重惇史、元イトマン顧問弁護士の河合弘之、元長銀取締役の箭内昇。平成の金融バブルの最中に起きたイトマン事件の真相と教訓を語る。