新年度もすでに2週目。研修を続けている人もいれば、それぞれの現場で仕事をしている新入社員もいるだろう。そんな中、先輩社員と同行して入った応接室や会議室、電車やエレベーターの中で、何度か次のような「ん?」と迷う経験をした人は多いのではないだろうか。
「どこに座る(立つ)べきなのか?」と。
ありとあらゆる席に“序列”がある
学生時代なら、好きな所に座っても何か言われることはほとんどないだろう。しかし、社会人になると「そんなもん、どこでもいいだろう」というのは通用しない。年齢や仕事上の地位が上の人が座る席を「上座」、地位が下の人や主催者側が座る席を「下座」というように、あらゆる席には“序列”がある。
だから、これを知らずに、お客さんを下座に座らせたり、部長や課長を差し置いて自分が上座に座ったりすると「失礼だ」「常識知らずだ」と、思われてしまうリスクがある。場合によっては「こんな非常識な会社と取引できない」と、印象を悪くした結果、仕事を逃してしまう可能性もあるわけだ。
トピックボードAD
有料会員限定記事
キャリア・教育の人気記事
無料会員登録はこちら
ログインはこちら