ペプシコの意欲的なCMは、なぜ炎上したのか

相互理解を訴える意図のCMに批判が殺到

 4月5日、米飲料・食品大手ペプシコは、有名ファッションモデルでタレントのケンダル・ジェンナーさん(写真)を起用した広告動画について、ツイッターで批判が殺到したため配信を中止した。写真は昨年9月ニューヨークで撮影(2017年 ロイター/Andrew Kelly)

[5日 ロイター] - 米飲料・食品大手ペプシコは5日、有名ファッションモデルでタレントのケンダル・ジェンナーさんを起用した広告動画について、ツイッターで批判が殺到したため、配信を中止した。

この広告は、ある抗議デモを目にしたジェンナーさんがウィッグ(かつら)を外し、化粧を落としてデモに合流した後、野球帽をかぶった警察官にペプシを手渡すと、警察官が微笑み、デモ参加者らも抱き合ったり喜ぶという内容。米国では近年、ミズーリ州などで警官の暴力に反対するデモが行われてきたこともあり、広告はこうした正当な抗議活動の価値をおとしめるものだとの反発が広がった。

ペプシコは「団結や平和、相互理解を世界に伝えようと意図したが、失敗だったのは間違いなく、おわびする。われわれは深刻な社会問題を軽んじるつもりはない。コンテンツは削除し、今後の配信は停止する」との声明を発表。ジェンナーさんにも謝罪した。

ジェンナーさん側からはコメント要請に回答がなかった。

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