人望のない人は「たった一言」が添えられない

ビジネスで好まれる話し方と頼み方のコツ

〇良い例
来月納品予定の商品の件でトラブルがありました。発注した部品の型番が誤っていたようで、このままでは納期に間に合わない可能性があります。申し訳ございません。

同じ内容でも、長さは約半分。「何が起きたか」を把握しやすくなりました。

このようなビジネスで好まれる「わかりやすい話し方」には共通点があります。それは「結果」→「理由」→「意見(感想)」の順に話しているということです。

上の例では、

「納品予定の商品でトラブルがあった」が結果
「発注した部品の型番が誤っていた」が理由
「申し訳ございません」が意見(感想)

です。

そしてこの並びは、そのまま「相手が聞きたいこと」の順でもあります。

話が冗長になりがちな人は、まず内容をこの3つに分類してみましょう。驚くほどシンプルになるはずです。このように伝え方を変えるだけで、仕事のスピードは上がり、周りからの評価も高まるはずです。

「お願い」を聞いてもらう極意は「7・3話法」にあり

もう1つ、仕事力で大きな差がつくのが、相手への「お願い(依頼)」の仕方です。

企業研修で特に感じるのが、50~60代のベテランの人ほど、お願い下手な人が多いということ。部下や取引先への依頼で「あれをやって、これをやって」と、自分の要望ばかり一方的にまくしたてるため、相手が萎縮したり意欲をそがれたりしてしまうのです。

「頼む」のと「頼る」のは似て非なるもの。お願い上手の人は、上から押しつけるのではなく、「××で困っているので、どうか〇〇さんの力を貸してくれませんか」と相手を頼っています。そこにあるのは相手へのリスペクト。だから「この人の言うことなら」という意欲がわいてくるのです。

一方的に話すばかりでは、このような信頼関係を築くのは難しいでしょう。

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