仕事のできない人は「断り方」がなっていない

自分が断られたら相手には親切にしよう

言い方ひとつでその後の展開が変わってくることもあります(写真:xiangtao / PIXTA)

「せっかくのお話でしたが、今回はご期待に添えません」

ビジネスの現場では時折、こういう場面に遭遇します。他社(他者)との取引や商談などにおいてさまざまな条件を加味した結果、一定の落としどころへ向けて決着することが難しいと判断した場合は、交渉の当事者いずれかが、それを断らなければなりません。

拙著『本当に賢い人の丸くおさめる交渉術』でも述べていますが、商談のような交渉はつねに相手があることなので、いくらあなたが上手な交渉術を身に付けてもまとまらないことがあります。交渉をこちらから断るような場面も少なくないでしょう。

別れ際の印象に注意

ただ、それではせっかく「この相手と一緒に仕事ができるかも」という出会いがあったにもかかわらず、そこで縁が切れてしまいます。相手には最後の印象がいちばん強く残ってしまうものなので、交渉の途中で「いい感じ」になっていたとしても別れ際が「残念」になってしまうと、相手にはネガティブな印象を残してしまうことになります。

どうしても交渉が成立せずお断りをしなければならないときでも、できるだけ気持ち良くお別れできるように気を配り、少しでもポジティブな印象を残すのが仕事のできるビジネスパーソンに求められるスキルのひとつです。今回交渉が成立しなかったのはあなたが悪かったわけでもないし、相手が悪かったわけでもありません。双方の都合が合わなかっただけなのです。

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