朝食がパン派の人にとって、コーヒーメーカーと併せて欠かすことができない家電が「トースター」だろう。トースター市場は、2015年にバルミューダが2万円を超える高級トースターを発売してから、さらに多くの製品が登場し、活性化している。ではどのようなトースターを選ぶべきなのかを解説しよう。
「高級トースター」のジャンルを作ったバルミューダ
今、トースターを語るうえで選択肢から外せないのが、バルミューダの「BALMUDA The Toaster」(実勢価格2万4730円前後)だ。パンを焼くときに5ミリリットルの水をセットすることで、庫内に水蒸気を充満させる。メーカーによると、この水蒸気がパンの表面を焼くことで、パンに含まれている水分を逃がさない。さらに緻密な温度コントロールにより、パンの中までしっかりと温め、モードによっては表面をカリッと焦がしてくれるわけだ。
「BALMUDA The Toaster」は2月9日にリニューアルした。これまでワット数で表記されていたクラシックモードが、温度表記に変更され、到達温度が170度、200度、230度となった。これによりオーブン調理がしやすくなっている。トーストの焼き具合については、2015年に初代機を発売したときから変わらない。コンビニなどで売っている普通のパンでも、小麦を感じるほどに香り高く焼けるのがバルミューダの魅力。
また、クロワッサンなど、デニッシュ系のパンも焦がすことなく焼けるのがポイントだ。また、チーズトーストなど独自のこだわりコースがあるのも面白い。トーストはもちろん、デニッシュ系を食べることが多い人は「BALMUDA The Toaster」が有力候補となる。
トースト以外の特別な料理モードなどは用意していないが、同社のサイトでは「BALMUDA The Toaster」で作れるローストビーフなどのレシピも公開されている。
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