アップル減益。が、iPhone販売は予想上回る 数ヶ月内に、新製品を発表か

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数カ月内に新製品発表か

「iTunes」や「iPod」、「iPhone」、「iPad」で3大消費者エレクトロニクス市場を変えたアップルだが、昨秋の「iPadミニ」以降、主力製品の更新はない。投資家の間ではかねてより、アップルが新しい物を生み出す技術革新の精神を失ってしまったのではないか、と懸念されていた。

クックCEOは電話会議で、数カ月内に「新たなカテゴリーで」新製品を発表する見通しを示した。

アップルは今第4・四半期(7─9月)売上高を340億─370億ドルと予想。アナリストの平均予想(370億4000万ドル)を若干下回る水準。

利益率は36─37%と予想した。

アップル株を保有するデスティネーション・ウェルスのマイケル・ヨシカミ最高経営責任者(CEO)は、新製品がない中で健闘したと評価する一方、今後、新製品を生み出すことが鍵と指摘。

サーハン・キャピタルのアダム・サーハンCEOも、「投資家はアップル株が力強く上昇する銘柄として復活するための強力な触媒のようなものを望んでいる」と述べ、新たな革新的製品が登場するまで、アップル株は横ばいで推移すると予想した。

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