いよいよ本日3月1日から各地で合同企業説明会(合説)が開催される。主要都市の大会場に1000を超える企業と、数万人規模の学生が集う合説は独特の雰囲気がある。これから就職活動を始めようとする学生は、その雰囲気に圧倒されてしまうかもしれない。
そこで、今回は学生の皆さんに、合説に臨む心構えや会場の回り方、注意点について解説する。
マップで事前に合説会場をチェック
合説の特徴はそのスケールの大きさにある。東京や大阪の合説が巨大であるのは言うまでもないが、地方開催の合説もその地区で最大規模の会場が使用されるので、地域のイベントとしては巨大といっていい。
リクルートキャリアが幕張メッセで3月1日に開催する「就活開幕LIVE東京」は、1日の出展企業が1130社、学生数は昨年と同規模の3.5万人が見込まれている。マイナビは3月11日、東京ビッグサイトで「マイナビ MEGA就職EXPO」を開催するが、出展企業1200社で学生数は5万人を見込んでいる。
マイナビは東京ビッグサイトの展示場スペース(9万5420平方メートル)すべてを借り切って合説を行う。ビッググサイトでは年間多くのイベントが開かれるが、1つのイベントで展示スペースすべてを借り切るケースはあまりない。
これだけ広いので、効率的に企業ブースを回れるよう、「事前にどの企業がどの場所に出展しているか、確認しておくことが必要」(吉本隆男・マイナビ編集長)。マイナビは事前に会場マップをサイトにアップするので、会場入りする前に企業ブースの回り方について計画を立てておこう。
ビッグサイトは、会場が東棟と西棟に分かれているが、この両棟の間がかなり離れている。昨年このイベントに参加した人によれば、「東棟から西棟へ行くのは地下鉄1駅分を歩く感じ」とのこと。体力と時間効率を考えて、棟をまたぐ移動は1回にしたいところである。
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