JR東海「夏の新制服」はクールビズだった ついに「上着なし」「ネクタイなし」に
ついに「上着なし」「ネクタイなし」に――。2月7日、JR東海は今年6月から着用する新制服のデザインを発表した。JR東海といえば、夏期の「クールビズ」が広がる中でもネクタイやスーツの着用を貫いてきた会社。しかし、発足から30年目の夏は心機一転、新たなスタイルで迎えることになる。
制服の全面刷新は1992年以来、25年ぶり。従来の制服はファッションデザイナーの山本耀司(ヨウジヤマモト)さんによるデザインで、特に新幹線乗務員の夏服である白系のスーツは東海道新幹線をよく利用する人ならおなじみだっただろう。新デザインの制服では年間を通じて紺色が基調となり、白いスーツは姿を消す。
在来線はノーネクタイ、新幹線はジャケットなし
新しい制服は現場長用、新幹線乗務員用、駅・在来線乗務員・指令員用の3種で、それぞれ夏服と3シーズン用がある。デザインについては、鉄道などの交通機関や官公庁など各種の制服を手がけている公益財団法人日本ユニフォームセンターに委託した。
最大の注目点は、これまで夏服でもネクタイ着用(新幹線乗務員などはジャケットも着用)だったのが、駅・在来線乗務員・指令員用はネクタイなしの半袖開襟シャツに、新幹線の乗務員はネクタイは引き続き着用するものの上着なしのスタイルに変わること。一方、現場長用は年間を通じてダブル6ボタンのスーツスタイルだ。
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