
現場で使える“技”を修得
K.I.T.虎ノ門大学院の大きな特長の一つは、第一線で活躍する教授陣から直接、講義を受けられることだ。しかも、徹底した少人数制にこだわり、最大でもひとクラス20名だから、教授との距離が非常に近い。
講義では、ビジネス・メディア・IT・知財の計59科目にわたる選択肢のなかから、各々のキャリアに合わせた科目を選択できる。ここで院生は、ビジネスの基礎を一流のビジネスパーソンから学ぶことによって、一流の思考方法を身につけるのだ。
三谷宏治教授は講義について、「多くのビジネススクールでは、どうしても短期間に知識を入れるため、広く浅く学ぶことになりがちです。しかし、K.I.T.虎ノ門大学院では、ビジネスの基礎となる部分こそ重要と考えています。基礎を徹底的に身につけるために、繰り返し教えているのです」という。その理由を「実践力とは、現場で実際に使える力のことです。言い換えれば“技”です。技とは繰り返し行うことによって初めて身につきます。講義で学んだことを実際のビジネスでどう使えるか考え、実践してみる。もちろん、失敗することもあるでしょう。その失敗から、なぜ失敗したのか、どうすればよかったのかを学ぶのです。その試行錯誤を伴った学びが、技となり、現場で使える力となるのです」と語る。
講義では発言の機会も多い。他の院生からの発言や教授の指摘などにより、より深く考察できるようになっていくのだ。それを更に深堀りできるのが、ビジネススクールでは珍しい「ゼミ」の存在だ。
思考フレームを揺るがすゼミ

K.I.T.虎ノ門大学院は、1年次よりゼミが必修科目となっている。週に一度行われるゼミを担当するのは、ビジネスの各分野で活躍する専任教授6名だ。
同大学院がゼミを設けている理由を、三谷教授は「講義では基本的なことを繰り返し学びますが、それだけでは血肉になりません。学んだことを実践し、試行錯誤を繰り返すことで、初めて身につくのです。ゼミはそれを実践する場として位置づけています」と語る。
ゼミは講義より更に少人数制で、約5名前後。院生は、ビジネスの第一線で活躍する教授の指摘やアドバイスを直接受けられる貴重な時間だ。また、他のゼミ生からの意見は、消費者目線や異業種の視点を得られる。結果、それが新規ビジネスや新商品開発のヒントになっていく。思考フレームを大きく揺さぶり、これまで視野に入っていなかったところまで目を向けられるようになる。
ゼミで研究するテーマについても、各自、自由に選ぶことができる。多くの院生は、自身のビジネスに結びつく研究しているという。では実際にどのようなテーマで研究を行い「ビジネスに結びつけ」ているのだろうか。
教授はビジネスパートナー!?
ゼミでは院生の多くが、自身のビジネスに結びつけたテーマにしている。たとえば、「勤務先の新規ビジネス事業を立ち上げる」あるいは「起業」「すでに起業しているため、今後のビジネスプランを練る」など。実際、起業プランを1年かけて練り上げ、新規事業を立ち上げた人もいるという。

少人数制ということも手伝い、院生は何かあればすぐに教授に相談できる環境にある。教授陣も教授としてではなく「ビジネスパートナーとして」真剣に向き合い、熱意を持って応える。そんな教授の存在は、院生にとって本当に大きな存在であろう。
自らに密着したテーマで、調査・分析し、考察を深めることによって“真の実践力”を身につける役割をゼミは担っているのである。
こうして講義で、ゼミで、試行錯誤する力をつけ、思考フレームを変化させ成長した結果を、院生が実感できる講義がある。それは、著名な経営者や実務家を招いての講義だ。
思考力の成果を試す
トップリーダーとのディスカッション
K.I.T.虎ノ門大学院では、頻繁に著名な経営者や実務家を招いての講義を行なっている。

一般に開かれる50人規模あるいはそれ以上の聴講者がいるような講演会とは違い、ここでも贅沢なほどに少人数制での開催となる。そのため、院生はただ聴講するだけではなく、直接、著名なビジネスパーソンとディスカッションできる絶好の機会を得られるのだ。そのことによって、院生は様々な分野のトップリーダーの思考に触れ、さらに視野が広がっていく。
こうした場で各界のトップリーダーたちを相手に、臆することなく発言ができるのも、常日頃から講義やゼミで基本を繰り返し学び、「考え」、「発言」し、「試行錯誤」を行なっているからであろう。
社会人のための大学院として、仕事と両立しながら最短1年で修了可能なカリキュラムも用意されている。平日夜間と土日昼夜開講で、自身のペースに合わせた履修プランが可能だ。
自身の仕事の状況と相談しながら、徹底的に基礎を学び、教授とビジネスについて対等に語り合うことができる大学院、それがK.I.T.虎ノ門大学院だ。

