スタバ、ドトール参戦!「中目黒戦争」の行方

焙機併設カフェでサードウェーブに対抗

「神乃珈琲」では白衣を着た従業員がコーヒーを淹れる。まるで研究室にきたような印象だ(記者撮影)

東京都中目黒に有名カフェチェーンが続々と集まっている。「ドトールコーヒーショップ」や「星乃珈琲店」で知られるドトール・日レスホールディングスは9月9日に新業態「factory&labo 神乃珈琲」(かんのこーひー)を開業。米国系ブルーボトルコーヒーも10月28日に国内5店目となる「ブルーボトルコーヒー中目黒店」を出店した。

そして新業態を引っ提げて”参戦”するのが、国内最大手スターバックス コーヒー ジャパンだ。同社は10月20日、2018年12月に店内に巨大なロースターを備えた「スターバックス リザーブ ロースタリー」を中目黒に出店すると発表した。

"焙煎機"付きスタバ、中目黒に登場

スターバックスのロースタリーは2014年に本社のある米シアトルに1号店を開業。生豆が加工されてコーヒーになっていく過程を間近で見ることができるほか、希少なコーヒー豆を使用した商品も提供している。現在、2017年に中国上海、2018年に米ニューヨークでの出店が決まっており、日本は世界4号店となる。

来日した米本社のハワード・シュルツCEOは「日本は北米以外で最初に出店した国で重要な市場。スターバックスは日本の成功なくしては語れない」と語り、「質の高いコーヒーを提供するだけでなく、これまで顧客が体験したことがない場所や知識を得られる場所にしたい」と意気込んだ。

ロースタリーは目黒川沿いに出店する予定だが、まだ詳細は未定だ。店舗の設計を担当するのは建築家の隈研吾氏。同氏はスタ-バックスの「太宰府天満宮表参道店」(福岡県太宰府市)で、木組みを多用した造りの店舗を設計した経緯がある。

敷地面積は1200平方メートルで、先に中目黒にオープンしたブルーボトルコーヒーの3倍近くの広さとなる。「中目黒によくこんな敷地があったなと驚いた。(太宰府店と同じように)木が主役になってくる。建物の中に緑をインテグレート(統合)したい」と隈氏は話す。

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