日経平均は乱高下、1万2900円割れ

円高の一方、有力投資家が買い再開

7日の東京株式市場は小幅ながらも3日続落。日経平均株価は前日比26円49銭安の1万2877円53銭、TOPIXは同13.82ポイント安の1056.95といずれも値下がりした。日経平均は一時1万2548円まで突っ込み、4月4日以来2カ月ぶりに1万2600円を割る場面もあった。為替が一時1ドル=95円台もつけるなど、急激な円高進行を嫌い下値を探る動きが強かったものの、有力投資家の発言などを好感し、大引けにかけては1万3100円台を回復する場面もあるなど値動きの荒い相場だった。日経平均の1日の値幅は558円に達した。

東証1部の出来高は概算で43億9973万株、売買代金は3兆3421億円だった。

前日の米国株式市場では、NYダウ平均が前日終値比80ドル03セント高の1万5040ドル62セントと反発。ナスダック総合やS&P500も上昇した。7日に発表される雇用統計を控えて様子見ムードの中、大幅なドル安など為替の急変を受けて、NYダウは116ドル安まで下げる場面もあったが、持ち高調整による買い戻しが進んだことで、急速に値を戻し、高値引けとなった。

海外市場の動きなどを受けて、本日の東京市場寄り付き前の外国証券経由の注文動向は、売りが1250万株、買いが1390万株で差し引き140万株、4日連続での買い越しとなった。

急激な円高を嫌い下落

ただ、本日の東京市場では朝方の為替が対ドルで95円台、対ユーロで127円台を一時つけるなど円高傾向に振れたため、日経平均は前日終値比197円安でスタート。9時13分には243円安まで下げたものの、円高の動きが一服すると買い戻され、9時29分には52円安まで下げ幅を縮小した。ただ、業績上ブレ期待が後退した輸出関連株中心に冴えず、171円安で午前の取引を終えた。

昼のバスケット取引は612億円が成立し、「売り買い均衡」と伝えられた。アジア市場は総じて軟調。この流れを受けて、東京市場の後場寄りは前日終値比229円安で再開。円高傾向が再び強まったことから先物に売りが膨らみ、13時20分に同355円安の1万2548円まで突っ込んだが、円安に傾くと13時33分には同36円安まで下げ幅を縮小。わずか13分で300円以上も上昇するなど、荒い値動きとなった。その後、公的年金による日本株買い観測もあり、14時45分には同202円高の1万3106円まで上昇。大引けにかけては一転して下げ同26円安で本日の取引を終えた。

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